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テクニカルガイド

Squareオンライン決済の選び方|4つの決済方法と使い分け

テクニカルガイド

「ネット販売を始めたいけれど、決済の仕組みをどう用意すればいいのか分からない」「電話やメールでの注文にクレジットカード決済で対応したい」そんな課題をお持ちではないでしょうか?

Squareは、実店舗での決済サービスとして広く知られていますが、実はオンライン決済にも強力な機能を備えています。
しかも、初期費用・月額料金は無料で、決済が発生した時だけ手数料が課金される仕組みのため、これからオンライン販売を始める事業者の方でもリスクなく導入できるのが大きな魅力です。

この記事では、Squareが提供する4つのオンライン決済方法の全体像から、それぞれの特徴、ビジネスシーン別の使い分け方、よくある質問まで、実際に導入を検討される際に必要な情報を網羅的に解説します。
EC-CUBE等の外部システムとの連携についても触れていますので、既存のウェブサイトにSquare決済を導入したい方にも参考になるはずです。

この記事で分かること
  • Squareオンライン決済の4つの方法(決済リンク・請求書・オンラインビジネス・ブラウザ決済)
  • それぞれの決済方法の特徴・メリット・デメリット
  • ビジネスシーン別のおすすめ決済方法
  • 料金体系と入金サイクル
  • よくある質問とトラブルシューティング
  • EC-CUBE等の外部システムとの連携方法

Squareオンライン決済とは?選べる4つの方法

Squareのオンライン決済サービスは、オンライン上で代金を受け取るための機能として、大きく分けて4つの方法を提供しています。
それぞれの方法は、想定される利用シーンや商品の種類、販売規模によって使い分けることができ、事業形態に合わせた柔軟な運用が可能です。

決済方法 主な用途 商品登録 決済ページ形態 決済手数料(税込み)
Squareリンク決済 SNS販売・単発販売 必要 専用URL 3.6%
Square請求書 BtoB取引・個別請求 不要 メール送付 3.25%
Squareオンラインビジネス 本格的なネットショップ 必要 独自ECサイト 3.6%
Squareブラウザ決済 電話・メール注文 不要 管理画面入力 3.75%

Squareオンライン決済の共通メリット

  • 初期費用・月額無料:決済が発生した時だけ手数料が課金
  • 主要カードブランド対応:Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・Discover
  • デジタルウォレット対応:Apple Pay・Google Pay対応でスマホ決済もスムーズ
  • 最短翌営業日入金:三井住友銀行・みずほ銀行なら最短翌営業日、その他でも週1回以上
  • 振込手数料無料:入金回数に関係なく振込手数料0円
  • 統合管理:実店舗のSquare POSレジや在庫管理と一元管理が可能

① Squareリンク決済(決済リンク)

Squareリンク決済は、商品やサービスごとに専用の支払いページURLを発行できる機能です。
「オンラインチェックアウト」とも呼ばれることがありますが、基本的には同じ機能を指しています。

ECサイトを構築する手間なく、商品名と金額を入力するだけで購入用ページが作成でき、生成されたリンクをSNS、ブログ、メールなどで共有することで、誰でも簡単にクレジットカード決済による販売を開始できます。
Instagramのストーリーズやプロフィールにリンクを掲載したり、X(Twitter)の投稿に決済リンクを添付したり、メールで個別に送信したりと、幅広い活用が可能です。

Squareリンク決済の基本的な仕組み

Squareの管理画面やアプリから商品情報(商品名・価格・画像・説明文)を登録すると、専用の決済ページURLが生成されます。
このURLを顧客に共有することで、顧客はリンクをクリックしてカード情報を入力するだけで決済が完了します。

アリスフィアでの活用実例

アリスフィアでも実際に決済リンクを活用していますが、特に便利だと感じているのは自社ウェブサイトに直接設置できる点です。
商品ページに購入ボタンを埋め込むことで、既存のホームページやブログからスムーズに決済へ誘導できます。
また、不特定多数のユーザーに対して簡単に販売できる手軽さも大きな魅力で、商品ページを作り込む必要がなく、リンク1つで完結するため、急な販売開始やキャンペーン対応にも柔軟に対応できます。

② Square請求書(クラウド請求書)

Square請求書は、メール等で請求書を発行し、オンライン上でクレジットカード支払いを受け付けることができる機能です。
取引ごとに金額や支払期日が異なるBtoB取引やカスタムオーダーなど、個別対応が必要な場合に特に便利な方法です。

顧客に送られた請求書には決済用リンクが含まれており、クリックするだけで請求額をカード決済できるため、銀行振込の確認作業や代引きの手間を省くことができます。
請求書の発行枚数に制限はなく、何通でも無料で送信可能です。
支払期限の設定や自動リマインド(督促)メール送信にも対応しており、未回収リスクの低減にも役立ちます。

Square請求書の特徴的な機能

Square請求書には、一定間隔で自動的に請求書を繰り返し送信する「定期請求書」機能があり、月謝や定額サービスの請求に活用できます。
アリスフィアでも定期的なサービス提供の際にこの機能を重宝しており、毎月手動で請求書を作成する手間が省けるため、業務効率が大幅に向上しています。

アリスフィアでの活用実例

特に便利だと感じているのは、未払いの請求書に対して自動で督促メールが送信される「自動リマインダー」機能です。
クレジットカードの有効期限切れなどで決済ができなかった場合でも、システムが自動的に顧客へリマインドしてくれるため、回収漏れを防ぐことができます。
また、カード決済に加えて、必要に応じて銀行振込の案内も併記できるため、顧客の状況に応じた柔軟な対応が可能です。

③ Squareオンラインビジネス(オンラインストア)

Squareオンラインビジネスは、本格的なECサイト(ネットショップ)を構築・運営できるサービスです。
プログラミング知識がなくても、管理画面に商品情報や画像を登録していくだけで、自社ブランドのオンラインストアを開設できます。

商品数に制限がなく、在庫管理やカテゴリ分け、クーポン発行など、一般的なネットショップに必要な機能が揃っています。
小売店向けの物販サイトはもちろん、飲食店向けにテイクアウト注文受付サイトを作成することも可能です。

Squareオンラインビジネスの詳しい機能や導入方法については、下記の記事で詳しく解説しています。
本格的なネットショップを検討されている方は、こちらもご参照ください。

※この記事では、Squareオンラインビジネスについては概要のみの説明に留め、主に決済リンク・請求書・ブラウザ決済の3つの方法に焦点を当てて解説していきます。

④ Squareブラウザ決済(バーチャルターミナル)

Squareブラウザ決済は、インターネット経由でカード情報を手動入力して決済を処理できる機能です。
「仮想端末」とも呼ばれ、電話受付やメール注文など、顧客が直接オンライン上で操作しないケースで活躍します。

例えば電話注文時に顧客からカード番号を聞き取り、事業者側でSquareの管理画面(ブラウザ上)に金額とカード情報を入力すれば決済が完了します。
スマホやPCさえあればどこでも利用でき、専用端末を持たないリモート環境でもカード決済が可能なため、ネットやスマホ操作が苦手な顧客にも対応しやすいのが特徴です。

ブラウザ決済利用時の注意点

カード情報を手動入力する性質上、入力ミスのリスクがあります。
また、電話口でカード番号を聞き取る際は、顧客のプライバシーとセキュリティに十分配慮した環境で行う必要があります。
Square側では暗号化処理により安全性を確保していますが、事業者側での慎重な取り扱いも重要です。

ビジネスシーン別:最適な決済方法の選び方

Squareのオンライン決済は4つの方法がありますが、「どれを選べばいいのか分からない」という声も多く聞かれます。
ここでは、代表的なビジネスシーンごとに、最適な決済方法とその理由を具体的に解説していきます。

SNS販売・ソーシャルコマース

Instagram、X(Twitter)、Facebookなどで商品を紹介し、DMやコメント経由で注文を受け付けている場合、Squareリンク決済が最適です。
ECサイトを構築する必要がなく、商品ごとに決済リンクを作成してSNSの投稿やプロフィールに掲載するだけで販売を開始できます。

Instagramでの活用例

プロフィールのURLに決済リンクを設置したり、ストーリーズで商品を紹介して「リンクから購入」と誘導します。
DM経由の注文には個別に決済リンクを送信することで、銀行振込の手間なく即座に決済完了できます。

X(Twitter)での活用例

商品画像と説明を投稿し、決済リンクを添付することで、フォロワーがその場で購入できる導線を作れます。
リポスト(リツイート)されても決済リンクがそのまま機能するため、拡散による販売機会も逃しません。

SNS販売でSquareリンク決済を使うメリット

  • ECサイト不要で即座に販売開始できる
  • 商品ごとにリンクを作成でき、SNS投稿に最適
  • モバイルフレンドリーな決済ページで購入率が高い
  • 在庫数の設定も可能で売り切れ管理ができる

BtoB取引・法人営業

企業間取引や大口注文、カスタムオーダーなど、取引ごとに金額や条件が異なる場合は、Square請求書が最適です。
見積もりから請求、入金確認までをオンラインで完結でき、銀行振込の確認作業や督促の手間を大幅に削減できます。

特に海外顧客との取引では、Square請求書のメール送信機能が威力を発揮します。
ある海苔専門店の事例では、海外顧客向けに請求書を活用し、請求書作成から送付まで5分以内、送付後2日以内に大半の顧客が決済を完了するという成果を上げています。

BtoB取引での典型的な流れ

  1. 見積もり段階:メールやZoomで商談し、内容を確定
  2. 請求書発行:Square管理画面から請求書を作成・メール送信
  3. 支払い完了:顧客がメール内のリンクからカード決済
  4. 自動確認:入金が即座にSquareダッシュボードで確認可能
  5. 納品・アフターフォロー:入金確認後、安心して納品作業に移行

請求書決済が特に有効なケース

  • オーダーメイド商品やカスタマイズサービス
  • 大口取引や後払い条件の取引
  • 継続的な取引がある法人顧客
  • 海外顧客との取引(国際カード対応)
  • 月謝や定額サービス(定期請求書機能活用)

イベント・セミナー決済

セミナーやワークショップ、イベントの参加費徴収には、Squareリンク決済が便利です。
イベントごとに決済リンクを作成し、募集ページやメールに掲載することで、参加者が事前にカード決済を完了できます。

定員管理も可能なため、「先着30名」のようなイベントでも、在庫設定機能を使って自動的に受付終了にすることができます。
また、キャンセル対応も管理画面から簡単に返金処理ができるため、運営側の負担も軽減されます。

イベント決済での注意点

事前決済のメリット:無断キャンセル(ノーショー)の防止、当日の受付作業の効率化

返金ポリシー:イベント開催前のキャンセル条件を明確にし、決済ページの説明文に記載することが重要

領収書発行:Square決済では自動的に領収書がメール送信されるため、個別対応の手間がかかりません

単発・少量販売

商品数が少ない、または試験的に販売を始めたい場合も、Squareリンク決済が最適です。
本格的なネットショップを構築するほどではないが、クレジットカード決済に対応したいという小規模事業者の方に特におすすめです。

ハンドメイド作品、アート作品、デジタルコンテンツなど、限定数の商品を販売する際に、商品ごとに決済リンクを作成して販売できます。
在庫がなくなったら自動的に「売り切れ」表示になるため、過剰販売の心配もありません。

単発販売での活用パターン

  • ハンドメイド作品のオーダー受付
  • 限定グッズ・数量限定商品の販売
  • 電子書籍・写真集などデジタルコンテンツ
  • オンライン講座・動画教材の販売
  • アーティストの作品販売

電話・メール注文中心の業態

電話やメールでの注文が中心の業態では、Squareブラウザ決済が便利です。
顧客が電話口でカード番号を伝え、その場で決済を完了させることができるため、後日の振込確認作業が不要になります。

特に高齢の顧客が多い業態や、ネット操作に不慣れな顧客層をターゲットとする場合、電話対応しながら決済まで完了できる点は大きなメリットです。
また、外出先やリモート環境でもスマホがあれば決済処理ができるため、場所を選ばない柔軟な対応が可能です。

ブラウザ決済を使う際の実務上のポイント

セキュリティ配慮:電話口でカード番号を聞き取る際は、周囲に人がいない静かな環境で行う

入力ミス防止:カード番号を復唱確認し、正確に入力する

決済完了の確認:その場で決済完了画面を顧客に伝え、安心してもらう

領収書:自動送信される決済完了メールが領収書代わりになることを案内

サブスクリプション・継続課金

月額課金や自動更新のサービスには、Square請求書の定期請求書機能が活用できます。
一度設定すれば、毎月自動的に請求書が送信され、顧客が登録したカードで自動決済される仕組みを構築できます。

オンラインレッスン、会員制サービス、定期配送サービスなど、継続的に料金が発生するビジネスモデルに適しています。
決済漏れや未払いが発生した場合も自動リマインダーが送信されるため、回収率の向上にもつながります。

継続課金で活用できるサービス例

  • オンライン英会話・音楽レッスンの月謝
  • 会員制オンラインサロン・コミュニティ
  • 定期配送サービス(サブスクボックス)
  • ソフトウェア・ツールの月額利用料
  • ジム・スタジオの月会費

商品数が多い本格的なネットショップ

商品数が数十点以上あり、カテゴリ分けや在庫管理、クーポン発行などの機能が必要な場合は、Squareオンラインビジネスが最適です。
無料プランでも商品数無制限で、基本的なネットショップ機能が揃っているため、まずはコスト0円で始められます。

実店舗でSquare POSレジを使用している場合、オンラインビジネスと在庫・売上が自動で同期されるため、オムニチャネル戦略を実現できます。
店舗とネット両方で販売しても、在庫管理が煩雑にならず、一元管理できる点は大きなメリットです。

Squareオンライン決済の料金体系

Squareオンライン決済の料金体系は非常にシンプルで、初期費用・月額料金は無料、決済手数料のみが課金される仕組みです。
決済が発生しない限り費用はかからないため、これからオンライン販売を始める事業者の方でもリスクなく導入できます。

各決済方法の手数料(税込み)

決済方法 決済手数料(税込み) 月額料金 備考
Squareリンク決済 3.6% 無料
Square請求書 3.25% 無料 カード情報手入力時・定期請求は3.75%
Squareオンラインビジネス 3.6% 無料 プレミアムプラン(月額9,180円)では3.3%
Squareブラウザ決済 3.75% 無料

その他の費用について

Squareは隠れた手数料が一切なく、決済手数料のみで利用できる透明な料金体系が特徴です。
振込手数料は入金回数に関係なく無料、初期費用・アカウント維持費も一切かかりません。

返金時の手数料も無料で、チャージバック(不正利用によるクレジットカード会社への異議申し立て)が発生した場合の対応費用も事業者負担はありません。
他の決済サービスでは返金手数料や月額維持費が発生するケースも多い中、Squareは本当に決済手数料のみで完結する料金体系となっています。

入金サイクルと振込について

Squareの売上金は、指定の銀行口座へ定期的に入金されます。
入金スケジュールは登録する金融機関によって異なりますが、業界最速水準のスピードで資金化できるのが大きな特徴です。

金融機関別の入金サイクル

三井住友銀行・みずほ銀行:最短翌営業日入金

その他の銀行:週1回(水曜締め・金曜入金)

多くの競合サービスが月1回程度の入金頻度だったり、振込毎に数百円の手数料を要する中で、Squareは迅速かつ無料の入金を実現しています。
売上から現金化までのタイムラグが短く、資金繰りが楽になる点は大きなメリットです。

CMS・外部システムとの連携

Squareオンライン決済は、単独で使うだけでなく、既存のウェブサイトやECサイト、業務システムとも柔軟に連携できます。
公式プラグインやAPIを活用することで、すでに運用しているシステムにSquare決済を組み込むことが可能です。

主要なCMS・ECプラットフォームとの連携

WordPress(WooCommerce)

Square公式のWooCommerceプラグインを使用することで、WordPressで構築したECサイトにSquare決済を簡単に導入できます。
商品管理から在庫同期、注文管理まで一元化でき、実店舗でSquare POSを使用している場合はオンライン・オフラインの在庫が自動で連動します。

EC-CUBE

日本国内で広く使われているオープンソースのECサイト構築システムです。
Square決済プラグインを導入することで、決済代行会社との個別契約なしに、手数料3.6%のみのシンプルな料金体系でクレジットカード決済を追加できます。

その他のECプラットフォーム

Wix、Magento、Bigcommerceなど、Square公式が連携プラグインを提供しているECプラットフォームは多数あります。
各プラットフォームの管理画面からSquareアカウントを連携するだけで、決済機能を追加できます。

開発者向けには、Square APIを使用して独自のシステムと連携することも可能です。

会計ソフト・業務システムとの連携

Squareの売上データは、主要な会計ソフトと自動連携できるため、経理業務の効率化にもつながります。

連携可能な主要システム

会計ソフト:freee、マネーフォワード クラウド会計、弥生会計オンラインなどと連携可能。売上データが自動で会計ソフトに反映されるため、手入力や二重入力の手間が不要です。

予約管理システム:Square予約機能やサードパーティの予約システムと連携し、予約時の事前決済や当日決済をスムーズに処理できます。

顧客管理(CRM):Squareの顧客データを外部CRMツールと連携し、マーケティング施策に活用できます。

他社のオンライン決済サービスと比較

Squareオンライン決済を検討する際、他の決済サービスと比較したいという声も多く聞かれます。
ここでは、主要な競合サービスとの違いを簡潔に説明します。

Stripeとの比較

Stripeも人気の高いオンライン決済サービスです。
Stripeは開発者向けのAPI提供に強みがあり、柔軟なカスタマイズが可能な一方、技術的な知識が必要になる場面も多くあります。

Squareは非技術者でも簡単に使える点が大きな違いで、管理画面やアプリから直感的に決済リンクや請求書を作成できます。
また、実店舗でのPOSレジとの統合管理ができる点も、Square独自の強みです。

PayPalとの比較

PayPalもオンライン決済で広く使われていますが、決済手数料に加えて1件あたり40円の固定費用が発生します。
Squareは固定費用がなく、決済手数料のみのシンプルな料金体系のため、小額決済が多い場合はコスト面でSquareが有利です。

また、入金サイクルもSquareは最短翌営業日であるのに対し、PayPalは最短3営業日となっています。

BASE・STORESとの比較

BASE・STORESは、ネットショップ作成サービスとして人気がありますが、これらはECサイト構築がメインで、決済はその一部という位置づけです。
Squareは決済に特化しつつ、必要に応じてネットショップ機能(オンラインビジネス)も使えるという柔軟性があります。

手数料面では、BASEは決済手数料3.6%+40円に加えてサービス利用料3%が発生するため、実質6.6%以上のコスト負担となります。
STORESは無料プランで5%、Squareは3.6%と、コスト面ではSquareが有利です。

Squareの位置づけ

Squareは「低コストで始められ、スケールにも対応できる」バランスの取れたオンライン決済ソリューションです。
実店舗とオンラインの両方で販売する場合や、中小企業で現実的なコスト管理が必要な場合に特に適しています。

よくある質問(FAQ)

どんな支払い方法に対応していますか?

Visa・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club・Discoverなど、主要ブランドのクレジットカードおよびデビットカードに対応しています。
また、Squareリンク決済やオンラインビジネスでは、Apple Pay・Google Payにも対応しており、スマートフォンからスムーズに決済できます。

※銀行振込やコンビニ決済には直接対応していません。そうした支払い方法が必要な場合は、別途案内する形になります。

売上の入金タイミングはいつですか?振込手数料はかかりますか?

三井住友銀行またはみずほ銀行を登録した場合、売上金は最短翌営業日に振り込まれます。
その他の銀行でも通常週1回以上の頻度で入金され、月次締め払いに比べて資金サイクルが早いのが特徴です。

振込手数料は無料で、売上から振込費用が差し引かれることもありません。
月に何度入金が発生しても、Square側から振込毎の手数料請求は一切なく安心です。

セキュリティは大丈夫?PCI DSS準拠はどうなっていますか?

SquareはPCI DSS(国際的なカード情報セキュリティ基準)に準拠した決済サービスを提供しており、加盟店自身がPCI準拠のための煩雑な手続きを行う必要はありません。

カード情報はSquare側で暗号化・安全に取り扱われ、事業者のサーバーや端末にカードデータが残ることも防がれています。
さらに機械学習を用いた不正検知システムを備えており、怪しい取引を自動検出して事前にブロックするなど、不正利用対策も万全です。

返金やキャンセル時の手数料負担はありますか?

返金時の手数料は発生しません。
顧客へ全額返金した場合、その売上に対応する決済手数料もSquareが負担する形となり、事業者側に追加の手数料請求はありません。
返金処理そのものも管理画面からワンクリックで可能で、安心してカスタマーサービス対応ができます。

利用にあたって契約期間の縛りや解約金はありますか?

契約期間の縛りはなく、解約も自由です。
Squareのアカウント作成自体も無料で、年会費等も不要です。
一定期間の利用を約束するような長期契約プランではないため、必要な時期だけ使って休止するといった柔軟な運用も可能です。
解約手数料や違約金も発生しません。

※有料の月額プラン(オンラインビジネスのプラス・プレミアムプラン等)利用中に解約する場合は、当該月までの月額料金が発生します。
いつでもダウングレードして無料プランに戻すこともできます。

決済リンクが開けない・支払えない場合の対処法は?

決済リンクが開けない場合、まずリンクのURLが正しくコピーされているか(途中で切れていないか)を確認してください。
リンクに有効期限が設定されている場合は期限内かどうかも確認が必要です。

ブラウザのキャッシュやCookieが影響している場合は、別のブラウザやシークレットモード(プライベートブラウジング)で試してみてください。
スマートフォンの場合、アプリではなくブラウザで開くことで解決する場合もあります。

それでも解決しない場合は、決済リンクを作り直すか、Square サポートに問い合わせることをおすすめします。

請求書が届かない場合はどうすればいいですか?

Square請求書がメールで届かない場合、まず迷惑メールフォルダに振り分けられていないかを確認してください。
次に、管理画面でメールアドレスが正しく入力されているかを確認します。
顧客側のメールサーバーでブロックされている可能性もあります。

請求書は管理画面から再送信できるため、届いていない場合は再送するか、別のメールアドレスに送信してみてください。
また、請求書のURLを直接共有する方法もあります。

領収書の発行方法は?

Squareでは、決済完了時に自動的に領収書が顧客のメールアドレスに送信されます。
このメールが正式な領収書として利用できるため、事業者側で個別に領収書を発行する手間はかかりません。

必要に応じて、管理画面から過去の取引の領収書を再送信することも可能です。
また、宛名を変更したい場合や別途領収書が必要な場合は、PDFでダウンロードして編集することもできます。

Squareオンライン決済まとめ

Squareのオンライン決済は、4つの方法(決済リンク・請求書・オンラインビジネス・ブラウザ決済)を提供しており、それぞれ得意分野が異なります。
どれか一つだけを使う必要はなく、ビジネスの状況に応じて組み合わせて使うこともできます。

決済方法の選び方まとめ

  • SNS販売・単発販売:Squareリンク決済
  • BtoB取引・個別請求:Square請求書
  • 本格的なネットショップ:Squareオンラインビジネス
  • 電話・メール注文:Squareブラウザ決済
  • 継続課金:Square請求書(定期請求書機能)

いずれの方法も、初期費用・月額料金は無料で、決済手数料のみで利用できるため、まずは一つの方法から試してみて、必要に応じて他の方法も追加していくという使い方がおすすめです。

最短翌営業日入金・振込手数料無料という業界最速水準の資金サイクルは、小規模事業者にとって大きなメリットです。
実店舗でSquareを使っている場合は、オンライン決済と売上・在庫を一元管理できるメリットもあります。

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選べる特典

  • 決済手数料10万円分が無料(期間:登録から180日間)
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