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Square決済リンクの使い方|作成方法と活用事例まとめ

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ネットショップやサービス業でオンライン決済を導入したいけれど、「ECサイトを構築するのは大変そう」「もっと手軽に決済を受け付けたい」と感じている方は多いのではないでしょうか。

Squareのリンク決済なら、専門知識不要で数分で決済ページを作成でき、URLを送るだけで支払いを受け付けられます。
この記事では、Squareのリンク決済の基本から具体的な使い方、活用シーンまで、2025年最新情報をもとに詳しく解説します。

Squareのリンク決済とは?基本機能を理解する

リンク決済の仕組みと特徴

Squareのリンク決済は、商品やサービスの決済ページをURLとして作成できる機能です。
作成した決済リンクをメール、SNS、チャットなどで顧客に送信するだけで、クレジットカードやデジタルウォレット(Apple Pay・Google Pay)での支払いを受け付けられます。
ECサイトを持たない事業者でも、すぐにオンライン販売を始められる手軽さが最大の魅力です。

Squareのリンク決済の主な特徴

  • 初期費用・月額費用無料で利用開始できる
  • 決済手数料は3.6%のみ(2025年現在)
  • 専門知識不要で数分で決済ページ作成
  • クレジットカード・Apple Pay・Google Payに対応
  • スマートフォンからも簡単に作成・管理可能

リンク決済と請求書機能の違い

Squareにはリンク決済のほかに「請求書」機能もありますが、用途が異なります。
リンク決済は不特定多数に同じ商品を販売する際に便利で、一度作成すれば何度でも使い回せます。

一方、請求書は特定の顧客に対して個別の金額や内容を記載して送付する際に適しています。
例えば「同じ商品を複数人に販売したい」ならリンク決済、「A社向けに○○円の請求を送りたい」なら請求書というように使い分けると効果的です。

使い分けのポイント

リンク決済が向いているケース:同じ商品・サービスを複数の顧客に販売、SNS経由での販売、イベント参加費の受付

請求書が向いているケース:個別見積もり後の請求、カスタマイズ商品の販売、BtoB取引での請求書発行

Squareのリンク決済の作成方法・設定手順

アカウント準備と事前確認

リンク決済を作成する前に、Squareアカウントの登録が必要です。
まだアカウントをお持ちでない方は、Square公式サイトから無料で登録できます。

登録には事業者情報(屋号・代表者名・住所等)と銀行口座情報が必要で、審査は通常数営業日で完了します。
アカウント開設後は、リンク決済機能を有効化する設定を確認しましょう。

事前に確認しておくべきこと

特定商取引法の表示:オンライン販売を行う場合、事業者情報や返品ポリシーなどの表示が法律で義務付けられています。決済リンクの説明文やリンク先ページに必要事項を記載しましょう。

振込口座の設定:売上金が振り込まれる銀行口座を正しく登録しているか確認してください。Squareの入金サイクルは最短で翌営業日です。

リンク決済の作成手順

Squareデータ(管理画面)またはSquare POSアプリからリンク決済を作成できます。
ここでは最も一般的なSquareデータでの作成方法を解説します。

  1. Squareデータにログインし、左メニューから「リンク決済」を選択
  2. 「新しいリンクを作成」ボタンをクリック
  3. 商品・サービス名、金額、説明文を入力
  4. 「リンクを作成」をクリックして完了

作成された決済リンクは即座に有効になり、URLをコピーしてすぐに使用できます。
リンクはQRコードとしても出力できるため、チラシや店頭POPに印刷して活用することも可能です。

設定できるオプション項目

基本情報の入力後、必要に応じて以下のオプションを設定できます。
配送先住所の収集機能を使えば物販時に顧客の住所を自動取得でき、数量制限を設定すれば売り切れ時に自動的に受付停止します。
また、カスタム入力項目を追加してアンケートを取ったり、購入後のリダイレクトURL設定で自社サイトに誘導したりと、ビジネスに合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。

決済ページのカスタマイズ

Squareのリンク決済で作成される決済ページには、店舗ロゴや事業者名を表示できます。
Squareデータの「アカウントと設定」から店舗情報を登録しておくと、決済ページに自動的に反映され、ブランディング効果が高まります。
また、商品説明欄には写真を添付できるため、購入者が内容を確認しやすくなります。

Squareアカウントの作成と特典

これからSquareを始める方は、弊社の紹介リンクからアカウントを作成すると特典を受け取れます。
リンク決済だけでなく、Square POSやその他のSquareサービスも含めて、お得にスタートできるチャンスです。

選べる特典

  • 決済手数料10万円分が無料(期間:登録から180日間)
  • Square端末が2,000円割引(実店舗利用予定の方向け)

Squareのリンク決済の具体的な活用シーン

SNS販売での活用

InstagramやTwitterなどのSNSでは、投稿から直接ECサイトに誘導するのが難しい場合がありますが、Squareのリンク決済ならプロフィール欄やDMで簡単に共有できます。
例えばInstagramでは、プロフィールに決済リンクを掲載したり、ストーリーズのリンクスタンプで決済ページに直接誘導したりできます。
顧客が「欲しい」と思ったタイミングでスムーズに購入できるため、機会損失を防げます。

SNS活用のベストプラクティス

Instagramのプロフィールには複数リンクをまとめられるリンク集サービス(Linktreeなど)を活用し、そこに商品ごとの決済リンクを整理して掲載すると効果的です。
また、ストーリーズでは「期間限定」「残り○個」などの訴求と合わせてリンクを貼ることで、購買意欲を高められます。

メール・チャットでの個別販売

LINEやInstagram DMで顧客から問い合わせを受けた際、その場で決済リンクを送信して注文を確定できます。
オーダーメイド商品や相談後の見積もり提示など、個別対応が必要なケースでも、リンク決済なら金額を個別に設定して送信できるため便利です。
顧客は受け取った決済リンクをタップするだけで決済が完了し、事業者側も売上が自動的に記録されるため管理が簡単です。

イベント・セミナーの事前決済

ワークショップやセミナーの参加費を事前徴収したい場合、Squareのリンク決済が活躍します。
申込フォームと組み合わせて「参加費のお支払いはこちら」と決済リンクを案内すれば、参加者は即座に決済でき、当日の受付がスムーズになります。
数量制限機能を使えば定員管理もでき、満席になると自動的に決済を受け付けなくなるため安心です。

実店舗とオンラインの統合活用

実店舗で接客した顧客が「今日は買わないけど後で検討したい」というケースでも、決済リンクのQRコードを渡しておけば後日オンラインで購入してもらえます。
また、レジ待ちが発生した際に決済リンクのQRコードを掲示して「セルフ決済」を案内すれば、待ち時間の短縮と顧客満足度向上につながります。
Square POSと連携しているため、リンク経由の売上も在庫管理や顧客データに自動反映されます。

料金体系と実際のコスト

決済手数料の詳細

Squareのリンク決済の手数料は、クレジットカード決済で3.6%、デジタルウォレット(Apple Pay・Google Pay)でも同じく3.6%です。
初期費用や月額固定費は一切かからず、決済が成立した時のみ手数料が発生する完全成果報酬型です。
例えば5,000円の商品が売れた場合、手数料は180円(税込)となり、4,820円が売上として計上されます。

コスト計算例

月商10万円の場合:決済手数料 3,600円
月商50万円の場合:決済手数料 18,000円
月商100万円の場合:決済手数料 36,000円

※振込手数料は無料、入金サイクルは最短翌営業日のため、キャッシュフローも良好です。

他社サービスとの料金比較

オンライン決済サービスを選ぶ際、Squareのほかにも選択肢があります。
Stripe Payment Linksも同様に3.6%の手数料で利用でき、PayPalは国内取引で3.6%+固定費が発生します。

Squareの強みは、リンク決済単体だけでなく、POS連携や在庫管理などのエコシステム全体が無料で使える点です。実店舗との統合を考えている場合は特にメリットが大きいでしょう。

Squareのリンク決済のメリットとデメリット

主なメリット

初期費用ゼロで始められる

ECサイト構築には通常数万円〜数十万円のコストがかかりますが、Squareのリンク決済なら登録後すぐに無料で利用開始できます。
小規模事業者や個人でもリスクなくオンライン販売に挑戦できる点が大きな魅力です。

専門知識不要で誰でも使える

HTMLやプログラミングの知識は一切不要で、フォームに必要事項を入力するだけで決済ページが完成します。
ITに詳しくない方でも、スマートフォンから数分で作成できるシンプルさが特徴です。

Squareエコシステムとの連携

Square POSレジ、在庫管理、顧客管理、ロイヤルティプログラムなど、Squareの他サービスとシームレスに統合されます。
リンク決済での購入者にもポイント付与でき、後日の来店購買履歴とも紐付けられるため、総合的なビジネスツールとして活用できます。

注意すべきデメリット

対応決済手段の限定

Squareのリンク決済はクレジットカードとApple Pay・Google Payに特化しており、PayPayなどの国内QRコード決済や交通系ICカードには対応していません。
幅広い決済手段を提供したい場合は、他のマルチ決済サービスとの併用を検討する必要があります。

機能面の制約

フルスペックのECサイトと比べると、Squareのリンク決済には以下の制約があります。
送料設定は一律金額のみで地域別設定ができず、1つの決済リンクで販売できるのは1商品のみとなるためカート機能はありません。
また、在庫連動は基本機能のみの対応となります。
複数商品を同時購入できるECサイトが必要な場合は、Squareオンラインストアの利用や通販サイトの作成を検討しましょう。

国内専用で海外販売に不向き

日本のSquareアカウントで作成したリンク決済は、基本的に日本市場向けです。
多通貨対応や海外顧客への販売を想定する場合は、Stripe等のグローバル対応サービスが適しています。

実際の導入事例と評判

公式導入事例から見る活用パターン

Square公式サイトでは、リンク決済を活用した加盟店の声が紹介されています。
角川クラフト社の河田氏は「リンクの作成はあっという間で、全く問題なくスムーズに会計できた」と述べており、その手軽さと安定性を評価しています。
また、長門湯本温泉まち株式会社の白石氏も「ものすごく簡単で、技術的知識が不要」とコメントしており、非IT担当者でもすぐに導入できた点をメリットに挙げています。

利用者の評判とフィードバック

外部レビューサイトでは、「SNS販売にちょうど良い」「イベントの事前決済が楽になった」といった評価が見られます。
一方で「海外販売をしようとしたら使えなかった」「複数商品購入には向かない」といった指摘もあり、サービスの適材適所を理解して使っているユーザーが多いようです。
総じて、小〜中規模ビジネスのオンライン決済ニーズには高評価を得ており、2025年現在も利用者は増加傾向にあります。

アリスフィアでの活用実例

私たちアリスフィアでも、Squareのリンク決済を実際に活用しています。
デジタルコンテンツの販売やコンサルティングサービスの事前決済など、さまざまなシーンで利用しており、その手軽さと安定性を日々実感しています。
特にEC-CUBE関連のサポートサービスでは、個別対応が必要なケースでも決済リンクを送信するだけで迅速に支払い手続きが完了するため、業務効率が大幅に向上しました。実際に使い続けているからこそ、自信を持っておすすめできるサービスです。

オンライン決済導入の実用ガイド

中小企業向けの活用ポイント

固定費ゼロで始められるSquareのリンク決済は、中小規模の事業者こそ積極的に活用すべきツールです。
まず「お試し導入」に最適という点があります。ネット販売を始めたいがECサイト構築までは踏み切れない場合、リンク決済で市場テストをするのがおすすめです。費用負担が発生するのは売れた時だけなので、リスクなく新商品のオンライン販売に挑戦できます。

法令順守と信頼性確保

リンク決済で商品を販売する場合、特定商取引法に基づく表示(事業者情報や返品ポリシー等)を決済リンクの説明文中や遷移先ページにきちんと記載しましょう。
Square側でもチェック項目がありますが、自主的に情報開示することで顧客の安心感も高まります。

EC-CUBEやWordPressとの併用方法

自社のホームページやECサイトとSquareのリンク決済を組み合わせる方法も効果的です。
例えばWordPressサイトで商品紹介ページに「購入はこちら」のボタンを設置し、それをSquareの決済リンクに紐付ければ、カート機能がなくても決済を受け付けられます。
Square公式も「WooCommerce等のプラグインを使わずとも、リンク決済なら簡単にWordPressサイトで販売可能」と推奨しています。

一方、EC-CUBEのような本格ECプラットフォームをお使いの場合、カートシステムを最大限に活用するならSquare決済プラグインの導入をおすすめします。
リンク決済は1商品ごとの販売に適していますが、プラグインならEC-CUBEのカート機能をそのまま活かしながら、受注管理画面からSquare経由の決済状況を確認したり、返金処理までできる高度な連携が可能です。
月額固定費無料でクレジットカード決済を導入できるため、高額な決済代行サービスを別契約する必要がなくなります。

売上向上のベストプラクティス

売上アップの観点でリンク決済を活かすには、「顧客との接点ごとにすぐ支払いアクションを提示する」ことが重要です。
例えばInstagramでは商品投稿と同時に「購入はプロフィールリンクから可能」と誘導し、プロフィールに決済リンクを掲載します。ストーリーズにはリンクスタンプを活用して直接決済ページに飛ばすことも可能です。
これにより興味を持ったその場で購入に繋げ、機会損失を減らせます。

また、LINEやInstagram DMで顧客から問い合わせを受けたら、その流れで決済リンクを送り注文確定してもらう流れを作ります。
オーダーメイド品で詳細打ち合わせ後、「ではこちらの決済リンクからお支払いください」と伝えることで、そのまま売上計上できます。素早いクロージングが顧客の購買意欲が高いうちに完了させるポイントです。

データ活用とリマーケティング

Squareデータで決済リンクごとの売上や顧客情報が取れるため、「どの商品リンクが人気か」「どの経路(メール or SNS)経由のリンクが反応良いか」を分析できます。
売上好調な商品はリンクをさらに拡散し、伸び悩む場合は説明文を改善するなどPDCAを回すことで、オンライン売上の底上げが期待できます。

よくある質問(FAQ)

決済リンクに有効期限はありますか?

基本的に有効期限はなく、削除または無効化するまで使い続けられます。ただし、期間限定販売の場合は手動で無効化する運用が必要です。数量制限を設定しておけば、売り切れ時に自動的に受付停止できます。

返金対応はできますか?

はい、Square管理画面から決済履歴を確認し、該当取引を選択して返金処理ができます。全額返金も一部返金も対応可能です。返金処理には決済手数料も返還されます。

定期課金・サブスクリプションにも使えますか?

リンク決済自体は単発決済用ですが、Squareのサブスクリプション機能と組み合わせることで定期課金を実現できます。月額制サービスや定期購読ビジネスを展開する場合は、Square管理画面から「定期支払い」機能を設定しましょう。

リンクが開けない・表示されない場合の対処法は?

顧客から「リンクにアクセスできない」という問い合わせがあった場合、まずSquare管理画面で該当の決済リンクが「有効」状態か確認してください。
リンクを無効化していた場合は再度有効化し、新しい決済リンクを送信します。
また、顧客側のネット環境やブラウザが古い場合も表示されないことがあるため、「ブラウザを最新版にアップデートして再試行してください」と案内すると解決するケースがあります。

決済が完了できない場合はどうすればいい?

カード情報を入力しても支払いボタンが押せない・エラーになる場合は、カード自体の問題(限度額超過・有効期限切れ・利用停止等)が考えられます。
この場合は別のカードで試してもらうよう依頼しましょう。
事業者側でできる対応としては、一度リンクを削除して新しい決済リンクを発行し直すことで問題が解消するケースもあります。

スタッフがリンク機能を使えないのはなぜ?

複数スタッフでSquareを利用している場合、デフォルトではアカウントオーナーのみがリンク決済を使用できます。
スタッフにも権限を付与するには、Squareデータの「スタッフ権限設定」画面で該当スタッフに「リンク決済」の権限を追加してください。
権限変更後、そのスタッフもリンク決済の作成・管理ができるようになります。

Squareのリンク決済まとめ

Squareのリンク決済は、初期費用ゼロ・専門知識不要でオンライン決済を導入できる優れたツールです。
SNS販売、個別対応、イベント決済など幅広いシーンで活用でき、Squareエコシステムとの連携により実店舗との統合運用も可能です。

対応決済手段や機能面での制約はあるものの、小〜中規模事業者が手軽にオンライン販売を始めるには最適な選択肢と言えるでしょう。
この記事で紹介した活用方法や実用アドバイスを参考に、ぜひSquareのリンク決済を効果的に活用してください。

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