テクニカルガイド

USEN PAYの手数料と月額利用料|0円の条件と総コストを試算

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店舗にキャッシュレス決済を導入するとき、多くの人がまず決済手数料の数字を比べます。しかし実際に毎月出ていくお金は、手数料率だけでは決まりません。

月額利用料が発生するのか、端末代や初期設定費用はいくらか、売上はいつ入金されるのか。これらを合わせた「総コスト」で見ないと、導入後に想定と違ったということが起こります。

USEN PAYは、USENが提供する店舗向けのキャッシュレス決済サービスです。決済端末を無料でレンタルでき、約70種類の決済ブランドに対応し、365日のサポート体制を持つ点が特徴です。

一方で、料金体系は端末の種類によって手数料も月額も異なり、公式サイトの情報を読み解かないと正確に把握しづらい構造になっています。

この記事では、USEN PAYの手数料と料金を公式情報にもとづいて端末別に整理し、月商別の総コスト試算、Squareとの比較、そして申し込み前に確認しておきたい契約条件までを解説します。

この記事でわかること
  • USEN PAYシリーズ4種類の違いと、それぞれの決済手数料
  • 月額利用料が0円になる「取扱高の条件」と、条件を満たさない月の金額
  • 中小企業特別料率2.38%の適用条件と、対象外になるサービス
  • 月商別に試算した実質的な負担額(総コスト)
  • 入金サイクルと翌日入金サービスの条件
  • 契約期間・解約について、申し込み前に確認しておきたいこと

USEN PAYとは?シリーズ4種類の違い

USEN PAYは単一の商品ではなく、店舗の規模や運用に合わせて選べる複数のサービスで構成されています。手数料も月額も端末によって異なるため、まずどれが自店に該当するのかを押さえることが出発点になります。

USEN PAY

1台で完結するオールインワン端末

カード・電子マネー・QRコードを1台で処理できる決済専用端末です。初期費用は0円で、後述する中小企業特別料率の対象にもなります。決済件数が多い店舗向けです。

USEN PAY ENTRY

手軽に始められるカードリーダー型

iPadやiPhone、USEN専用Android端末と接続して使うタイプです。端末レンタルは無料ですが、初期設定費用がかかります。小規模店舗の入口となる商品です。

USEN PAY+

決済と簡易レジが一体になったタイプ

キャッシュレス決済に簡易レジ機能を組み合わせたモデルです。初期費用と月額が他より高く設定されていますが、レジと決済をまとめたい店舗に向きます。

USEN PAY QR

QRコード決済に特化

PayPayなどのコード決済に対応するサービスです。初期費用は0円。

カード決済端末と併用する形で申し込むこともできます。

利用にはWi-Fi環境が必要です

USEN PAYの端末は通信環境を店舗側で用意する必要があり、Wi-Fi環境が前提となります。SIMは搭載されていないため、屋外イベントや移動販売など通信が安定しない場所での利用を考えている場合は、事前に通信手段を確認しておきましょう。

USEN PAYの決済手数料|端末によって料率が違う

USEN PAYの決済手数料でまず知っておきたいのは、同じUSEN PAYでも端末によってカード決済の料率が違うことです。オールインワン端末のUSEN PAYはVisa・Mastercardが2.99%ですが、カードリーダー型のUSEN PAY ENTRYは3.24%からとなります。

決済手段 USEN PAY/USEN PAY+ USEN PAY ENTRY
Visa・Mastercard 2.99% 3.24%〜
その他のカードブランド 3.24% 3.24%〜
電子マネー(交通系・QUICPay) 3.24% 3.24%
電子マネー(その他) 3.74% 3.74%
QRコード決済(Alipay+・WeChat Pay) 3.00% 3.00%
QRコード決済(その他) 3.24% 3.24%
医療機関向け特別料率(カード) 1.9%〜 1.9%〜

医療機関向けの1.9%からという料率は、総合病院やクリニック、歯科診療所などの対象業種に限定されたものです。クリニックを運営している場合は、この料率が使えるかどうかで負担が大きく変わるため、申し込み時に確認する価値があります。

決済手数料には消費税が別途かかります

公式サイトには「課税部分に対しては消費税が別途かかります」と記載されています。掲載されている料率は税別の表記であり、実際の支払額は消費税分を含めて考える必要があります。

試算するときは、料率をそのまま使うと少し低く見積もることになる点に注意してください。

中小企業特別料率2.38%は、対象になるサービスが限られる

USEN PAYには、新規申し込みの中小事業者を対象とした「中小企業特別料率」があります。Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discoverの6ブランドの決済手数料が2.38%からになるもので、よく目にする数字です。

ただし、この料率には見落とされがちな条件があります。

USEN PAY ENTRYとUSEN PAY QRは特別料率の対象外

公式サイトの料金ページには「USEN PAY ENTRY、USEN PAY QRは特別料率対象外になります」と明記されています。つまり2.38%が適用されるのは、USEN PAYまたはUSEN PAY+を新規申し込みした場合に限られます

手軽さから最初の候補になりやすいUSEN PAY ENTRYを選んだ場合、この料率は使えません。

そのうえで、特別料率の適用条件は次のとおりです。

  • USEN PAYまたはUSEN PAY+のいずれかを新規申し込みすること
  • 上場企業や企業グループに属していないこと
  • 中小企業庁が定める中小企業者の定義に合致していること
  • 年間のキャッシュレス決済総額が税込3,000万円未満であること

年間3,000万円未満という条件については、金額を満たしていても、カード会社から対象外との通知があった場合は通常料率に戻ることがあると公式に記載されています。また、特別料率が適用された後に条件から外れた場合も、再審査のうえ通常料率へ戻る扱いです。

事業が成長して決済総額が増えたときには料率が変わる可能性がある、という前提で見ておきましょう。

月額利用料は「取扱高」で変わる|0円になる条件

USEN PAYの料金でもっとも誤解されやすいのが月額利用料です。「月額無料」と紹介されることが多いのですが、正確には月々の取扱高が一定額を超えた店舗に限って0円という条件付きです。条件を満たさない月には月額が発生します。

サービス 初期費用 月額利用料 月額が0円になる条件 公式サイト
USEN PAY 0円 0円/1,980円/3,980円 合計取扱高
50万円以上で0円
公式
USEN PAY ENTRY 20,000円
(初期設定費用)
0円/980円 合計取扱高
10万円以上で0円
公式
USEN PAY+ 30,000円〜 2,980円(販売)
5,980円(レンタル)
公式
USEN PAY QR 0円 公式に記載なし 公式

※金額はいずれも税別です。

USEN PAYは、カード決済・電子マネー決済・QR決済の合計取扱高が50万円以上の月は月額0円、10万円以上50万円未満の月は1,980円、10万円未満の月は3,980円となります。USEN PAY ENTRYは、カード決済と電子マネー決済の合計取扱高が10万円以上あれば0円、届かない月は980円です。

どちらも納品月を含む3か月目までは0円とされているため、導入直後は月額がかかりません。月額が発生し始めるのはその後からになります。

月額の条件から見た、端末の選び分け

  • 月のキャッシュレス取扱高が50万円を安定して超える → USEN PAY(月額0円かつ2.99%、特別料率も狙える)
  • 取扱高が10万〜50万円程度 → ENTRYなら月額0円、USEN PAYだと月額1,980円が発生する
  • 取扱高が月10万円に届かない → どちらを選んでも月額が発生する前提で試算する

なお、レシートプリンタは19,500円、カスタマーディスプレイは月額500円、他のUSEN商材を契約していない場合の専用Android端末は22,000円(いずれも税別)と、オプション費用が別途かかる場合があります。

月商別に見た、実質的な負担額の試算

手数料と月額を合わせると、実際の負担がどう変わるのかを試算してみます。ここではカード決済(Visa・Mastercard)のみを利用した場合の概算で、消費税とオプション費用は含めていません。

月のカード決済額 USEN PAY ENTRY(3.24%) USEN PAY(2.99%)
5万円 1,620円+月額980円
=2,600円(実質5.2%)
1,495円+月額3,980円
=5,475円(実質10.95%)
30万円 9,720円+月額0円
=9,720円(実質3.24%)
8,970円+月額1,980円
=10,950円(実質3.65%)
60万円 19,440円+月額0円
=19,440円(実質3.24%)
17,940円+月額0円
=17,940円(実質2.99%)

この試算からわかるのは、取扱高が小さいうちは月額の影響が大きく、料率の差はほとんど意味を持たないということです。月5万円の決済額なら、料率は3%前後でも月額が乗ることで実質的な負担は5%を超えます。

反対に、月60万円を超えてくるとUSEN PAYの2.99%が効いてきて、ENTRYより有利になります。

自店の月間キャッシュレス決済額がどのくらいになりそうかを先に見積もり、そのうえでどちらの端末を選ぶかを判断するのが現実的です。

入金サイクルと翌日入金サービス

キャッシュレス決済では、売上が実際に入金されるまでの期間も資金繰りに直結します。USEN PAYの通常の振込サイクルは次のとおりです。

  • カード決済:1日〜15日の売上は月末、16日〜月末の売上は翌月15日に入金
  • 電子マネー・QRコード決済:1日〜末日の売上を翌月末に入金

電子マネーとQR決済は入金までがやや長く、カード決済とサイクルが異なる点は押さえておきたいところです。

これとは別に、最短で翌日に入金される翌日入金サービスが用意されています。ただし、利用にはいくつか条件があります。

翌日入金は口座と手数料に条件があります

  • 対象となるのはカード決済と交通系電子マネー決済のみ
  • 入金口座は「住信SBIネット銀行 USEN支部」に限定される
  • 利用時は別途加算料金がかかる(金額は公式サイトに記載がないため、申し込み時に確認が必要)
  • ボーナス一括払い、JCBの2回払いは利用できない

振込手数料は、みずほ銀行と住信SBIネット銀行であれば無料、それ以外の金融機関は180円(税別)です。メインバンクによっては、この差も年間では無視できない金額になります。

Squareと比べるとどうか

店舗向けの決済サービスを検討するとき、比較対象として挙がりやすいのがSquareです。手数料と費用の面で整理してみます。

項目 USEN PAY Square
対面のカード決済手数料 2.99%(Visa・Mastercard)
特別料率適用で2.38%〜
2.5%〜(条件あり)
標準は3.25%〜
初期費用 0円(ENTRYは20,000円) 0円(端末代は別途)
月額利用料 取扱高により0〜3,980円 0円(フリープラン)
決済端末 レンタル無料
故障時は無償交換
買い切り(購入が必要)
入金 通常は月2回
翌日入金は口座条件あり
みずほ・三井住友は翌営業日
振込手数料は無料
サポート 365日・全国約140拠点
訪問対応あり
オンライン中心

手数料だけを見るなら、Squareの対面決済は年間キャッシュレス決済額が3,000万円未満で主要ブランドの対面決済という条件を満たせば2.5%からとなり、USEN PAYの標準料率(2.99%)より低くなります。USEN PAYが下回るのは、中小企業特別料率の2.38%が適用された場合です。

料率は適用条件によって変わるため、自店に適用される料率どうしで比べることが大切です。

一方で、USEN PAYの強みは料率そのものよりも運用面にあります。端末を無料でレンタルでき、故障したときは無償で交換や駆けつけ修理に対応してもらえること。

そして全国約140か所の拠点から365日サポートを受けられることです。

さらに、店舗によっては手数料以上に効いてくるのが受けられる決済手段の幅です。ここは意外と見落とされがちなので、両社の対応状況を並べておきます。

決済手段 USEN PAY Square
交通系IC(Suica・PASMO等) 対応 対応
iD・QUICPay 対応 対応
nanaco・WAON・楽天Edy 対応 非対応
PayPay・d払い・楽天ペイ 対応 対応
イオンペイ(AEON Pay) 対応 非対応
Alipay・WeChat Pay(インバウンド) 対応 対応

クレジットカードや交通系IC、PayPayなどの主要なQRコード決済、さらにAlipayやWeChat Payといったインバウンド向けの決済については、どちらも対応しています。この範囲では大きな差はありません。

差が出るのは流通系の電子マネーです。Squareが対応している電子マネーは交通系IC・iD・QUICPayの3系統で、nanaco・WAON・楽天Edyには対応していません。イオンペイについても同様です。

USEN PAYはこれらに対応しているため、nanacoやWAON、イオンペイを日常的に使う客層が多い店舗では、この差がそのまま取りこぼしの差になります

選び分けの目安

  • 手数料と月額をとにかく抑えたい、自分でセットアップできる → Squareが有力
  • 端末の故障やトラブル時に人が来てくれる体制を重視する → USEN PAYが有力
  • nanaco・WAON・楽天Edy・イオンペイを使う客層が多い(イオン商圏、流通系の利用が根づいた地域や業態) → USEN PAYが有力

「対応ブランド数」は数の多さより中身で見る

決済サービスの比較では対応ブランド数が強調されがちですが、重要なのは数そのものではなく、自店の客層が実際に使う決済手段が含まれているかどうかです。若い客層が中心でPayPay一択という店舗なら対応数の差は響きませんが、日常の買い物としてWAONやnanacoを使う客層を抱える店舗では、1ブランドの有無が売上に直結します。

まずは自店のレジで「使えないと言われた決済」が何だったかを思い出してみてください。

サポート込みの決済端末サービスの中での位置づけ

ここまでSquareと比べてきましたが、両者はそもそも設計思想が違います。Squareは端末を購入し、自分で設置して自分で運用する前提のサービスです。そのぶん費用を抑えられます。

対してUSEN PAYは、端末を無料で貸し出し、設置も故障対応も事業者側が引き受ける形です。

USEN PAYの立ち位置を正しくつかむには、同じように端末の提供とサポートまで含めて提供しているサービスと並べたほうが実態に近くなります。代表的な選択肢と比べてみます。

サービス 対面カードの手数料 月額利用料 決済端末 サポート
USEN PAY 2.99%(Visa・Mastercard)
特別料率適用で2.38%〜
取扱高50万円以上で0円
(未達は1,980円/3,980円)
レンタル無料
故障時は無償交換
365日・全国約140拠点
訪問対応あり
Airペイ 3.24% 0円 カードリーダー無償貸与 電話・チャット
stera pack 1.98%(Visa・Mastercard)
2.48%(JCB等)※条件あり
初年度0円
2年目以降3,300円
設置あり 24時間365日
修理・交換無料
Square 2.5%〜(条件あり)
標準3.25%〜
0円 購入が必要 オンライン中心

こうして並べると、USEN PAYの位置づけがはっきりします。

まず、同じく端末を無償で貸し出すAirペイ(3.24%)と比べると、USEN PAYの2.99%は明確に低い料率です。中小企業特別料率が適用されれば2.38%となり、差はさらに広がります。

端末代をかけずに始めたい店舗にとって、ここは実質的な差になります。

stera packは、条件を満たせばVisa・Mastercardが1.98%と、今回比べた中でもっとも低い料率です。ただし2年目以降は月額3,300円がかかります(直近1年間の累計キャッシュレス売上が3,000万円以上なら無料)。

年間3,000万円は月あたり250万円のペースなので、多くの小規模店舗では月額が発生し続ける前提になります。一方USEN PAYは月の取扱高50万円以上で月額0円のため、月額を0円にできる条件は届きやすいといえます。

この比較からいえること

  • 端末代をかけず、料率も抑えたい → Airペイより USEN PAY の方が料率が低い
  • Visa・Mastercardの決済額が大きく、月額3,300円を吸収できる → stera packの1.98%が有利
  • 月のキャッシュレス取扱高が50万円前後で、月額を0円にしたい → USEN PAYが噛み合う
  • 費用を最優先し、設置も運用も自分で完結できる → Square

決済端末は「入れて終わり」ではなく、日々のレジで動き続けなければならない設備です。止まれば会計ができず、その時間の売上を落とします。

人手の限られた店舗ほど、故障時に来てもらえる体制の価値は、料率の0.数%より大きくなることがあります。料率だけで比べるのではなく、トラブル時に誰が対応するのかまで含めて判断してください。

申し込み前に確認しておきたい契約条件

導入を検討する段階で見落とされがちなのが、契約期間と解約にまつわる条件です。

公式サイトの料金ページおよびサービスページには、契約期間や中途解約時の費用についての記載が見当たりません。また、公式のお客様サポートにある解約に関するFAQでも、回答は「USENインフォメーションセンターまでお問い合わせください」という案内にとどまっています。

つまり、契約期間の有無や解約時の扱いは、Web上の公開情報だけでは判断できない状態です。

契約期間と解約条件は、申し込み前に必ず問い合わせを

決済端末はレンタル品として提供されるため、解約時には返却が前提となります。最低利用期間の有無、中途解約時に費用が発生するかどうか、端末を返却しなかった場合の扱いについては、公式サイト上に明示がありません。

申し込みを決める前に、これらの条件を営業担当またはインフォメーションセンターに確認し、書面で残しておくことをおすすめします。

これは特定のサービスに限った話ではなく、レンタル型の決済端末を契約するときの基本です。導入コストが安く見えても、途中でやめるときのコストが読めなければ、総額は評価できません。

申し込みの流れと審査

USEN PAYの導入は、WEBフォームからの申し込み、審査、納品・設定という流れで進みます。申し込みから利用開始までの目安はおよそ2週間とされています(納品日は確約されていません)。

審査があるため、業種や店舗の形態によっては通らない場合もあります。すぐに決済を始めたい場合や、オープン日が決まっていて逆算が必要な場合は、余裕をもって申し込んでおく必要があります。

USEN PAYが向いている店舗・向いていない店舗

向いている店舗

実店舗での対面決済が中心で、月のキャッシュレス取扱高が10万円(ENTRY)または50万円(USEN PAY)を安定して超える見込みがある店舗は、月額0円の条件を満たしやすく、コストを抑えられます。nanaco・WAON・楽天Edy・イオンペイといった流通系の決済を使う客層が多い店舗も、これらに対応できる点で有力な選択肢になります。

クリニックや歯科医院など医療機関向けの特別料率(1.9%〜)の対象となる業種であれば、料率面のメリットは大きくなります。端末が止まったときに駆けつけてもらえる体制を重視する店舗にも適しています。

向いていない店舗

反対に、月のキャッシュレス決済額が10万円に届かない小規模な店舗では、月額が発生し、実質的な負担率が高くなりがちです。今日明日にでも決済を始めたい場合も、審査と納品に2週間程度かかるため適しません。

Wi-Fi環境を用意できない場所や、ネットショップなどオンライン決済が主体の事業も、USEN PAYの想定する用途からは外れます。

よくある質問(FAQ)

USEN PAYの決済手数料に消費税はかかりますか?

公式サイトには「課税部分に対しては消費税が別途かかります」と記載されています。掲載されている料率は税別の表記のため、実際の負担を試算するときは消費税分を加味して考える必要があります。

月額利用料は本当に無料ですか?

条件付きで無料です。USEN PAYは合計取扱高が50万円以上の月、USEN PAY ENTRYは合計取扱高が10万円以上の月に限り月額0円となります。

条件を満たさない月は、USEN PAYが1,980円または3,980円、ENTRYが980円(いずれも税別)の月額が発生します。なお、納品月を含む3か月目までは0円です。

決済手数料2.38%はどの端末でも使えますか?

いいえ。中小企業特別料率2.38%が適用されるのは、USEN PAYまたはUSEN PAY+を新規申し込みした場合に限られます。

公式サイトには「USEN PAY ENTRY、USEN PAY QRは特別料率対象外になります」と明記されています。あわせて、非上場であること、中小企業庁の中小企業者の定義に合致すること、年間のキャッシュレス決済総額が税込3,000万円未満であることなどの条件があります。

翌日入金サービスは誰でも使えますか?

対象はカード決済と交通系電子マネー決済で、入金口座は「住信SBIネット銀行 USEN支部」に限定されます。また利用時には別途加算料金がかかります。

加算料金の金額は公式サイトに記載がないため、申し込み時に確認してください。

契約期間の縛りや解約金はありますか?

公式サイトには契約期間や中途解約時の費用についての記載がなく、解約に関するFAQもインフォメーションセンターへの問い合わせ案内にとどまっています。決済端末はレンタル品のため返却が前提となります。

最低利用期間や解約時の費用は、申し込み前に必ず確認しておきましょう。

導入までどのくらいかかりますか?

WEBフォームでの申し込み、審査、納品・設定を経て、利用開始までおよそ2週間が目安とされています。納品日が確約されているわけではないため、オープン日が決まっている場合は余裕をもって申し込んでください。

USEN PAYの手数料・料金まとめ

USEN PAYの料金は、手数料率だけを見ても実態がつかめません。端末によってカード決済の料率が2.99%と3.24%に分かれ、月額利用料は取扱高のしきい値によって0円にも3,980円にもなります。

2.38%という料率は、USEN PAYとUSEN PAY+を新規申し込みした中小事業者が対象で、USEN PAY ENTRYとUSEN PAY QRは対象外です。

判断の順番としては、まず自店の月間キャッシュレス決済額を見積もることです。そのうえで、月額が0円になる条件を満たせるかを確認し、手数料と月額を合わせた実質的な負担率で比較します。

そのうえで改めて整理すると、USEN PAYは、同じく端末を無償で貸し出すAirペイ(3.24%)より低い料率で使え、月額を0円にする条件も月の取扱高50万円と現実的な水準です。加えて、nanaco・WAON・楽天Edy・イオンペイといった流通系の決済に対応し、端末が故障したときには駆けつけて交換してもらえます。

費用を最小にすることだけを目的とするなら他の選択肢もありますが、店頭のレジを止めない体制まで含めて評価するなら、USEN PAYは有力な候補になります。

申し込みの前には、契約期間と解約時の条件、そして翌日入金を使う場合の加算料金を必ず確認してください。料金やキャンペーンの内容は変更されることがあるため、最新の情報は公式サイトで確認することをおすすめします。

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