テクニカルガイド

サブスクペイの決済手数料まとめ|料金体系とSquare・Stripe比較

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月謝や会費、定期通販、オンラインサロンなど、毎月くり返し発生する支払い(継続課金)を扱うとき、多くの方が最初に気にするのが「決済手数料はどのくらいかかるのか」です。サブスクペイを検討していて、「Square・Stripeと比べて高いのか、安いのか」が気になっている方も多いでしょう。

アリスフィアはホームページ制作やネットショップ運営を手がけ、会員制サービスや定期課金を扱う事業者から、決済まわりのご相談を受ける機会が多くあります。

その中で感じるのは、継続課金の場合、決済手数料そのものよりも、課金の自動化・決済失敗への対応・顧客管理まで含めた「運用全体のコスト」で考えたほうが、結果的に判断を誤りにくいということです。

この記事では、サブスクペイの公開料金をもとに、料金体系・決済手段別の手数料・月商別のシミュレーション・Square・Stripeとの比較、そして手数料以外に効いてくる実質コストまで、導入前に知っておきたい情報を整理します。

この記事でわかること
  • サブスクペイの料金体系と、初期費用・月額費用が個別見積りの理由
  • 月商・会員数別の手数料シミュレーション
  • Square・Stripeとの手数料・機能の比較
  • 表面の料率より重要な「実質コスト」を左右する5つのポイント
  • セキュリティ(PCI DSS・3Dセキュア)と導入までの流れ

サブスクペイの料金体系の早わかり表

先に全体像を一覧で確認しましょう。サブスクペイの手数料は、クレジットカード決済とWeb口座振替で仕組みが異なります。各項目の詳細はこのあとの章で解説します。

項目 内容
初期費用・月額費用 個別見積り
クレジットカード決済手数料 2.5%〜(カードブランド・条件により変動)
トランザクション費用 Standard:決済1件あたり7円
Professional:個別見積り
Web口座振替手数料 1件85円(Standard)
導入実績 累計導入社数14,000社以上
セキュリティ基準 PCI DSS v4.0.1/3Dセキュア2.0(EMV 3-Dセキュア)

サブスクペイはクレジットカード決済・口座振替・コンビニ決済・銀行振込などに対応し、継続課金(サブスクリプション)と都度決済のどちらにも使えます。まずは費用がどんな要素で構成されているかを整理します。

サブスクペイの料金の内訳と個別見積りの考え方

サブスクペイの費用は、大きく「初期費用」「月額費用」「決済手数料」「トランザクション費用」「取消処理料」の5つで構成されます。「個別見積り」という表記だけでは内訳がつかみにくいため、それぞれの位置づけを整理します。

料金を構成する5つの費用

初期費用

導入時に一度だけ発生する費用です。決済や継続課金を始めるための初期設定にあたり、利用する機能や事業規模によって変わるため、金額は個別見積りとなります。

月額費用

継続課金の運用に必要な機能(課金スケジュールの管理、決済失敗時のリトライ、カード有効期限通知など)を利用するための月額費用です。こちらも利用する機能や事業規模によって変わるため、個別見積りとなります。

決済手数料

クレジットカード決済は2.5%〜(カードブランド・条件により変動)。口座振替は「決済手数料」ではなく、1件あたりの振替手数料(85円)という形で発生します。

トランザクション費用

クレジットカード決済1件ごとに発生する処理料です。Standardの公開料金では1件あたり7円、Professionalは個別見積りとなります。

取消処理料

決済を取り消す場合に発生する処理料です。金額は個別見積りとなります。

サブスクペイのプランは2種類あります。Standardは決済機能が中心のプラン、Professionalは決済に加えて顧客管理データベースや会員向けサイト作成をノーコードで利用できるプランです。ノーコードでの運用は、決済手段の審査が完了したあとに利用できます。

初期費用・月額費用はなぜ「個別見積り」なのか

初期費用・月額費用が個別見積りなのは、利用する決済手段やエディション(Standard/Professional)、事業規模によって、必要な機能と金額が変わるためです。

Square・Stripeのように「月額0円・料率◯%」と一律に示せない代わりに、継続課金に必要な機能を含めた総額で見積もられる、という考え方です。
見積りを取るときは、決済手数料だけでなく初期費用・月額費用もあわせて確認しておくと、他社と比較しやすくなります。

【決済手段別】サブスクペイの決済手数料

サブスクペイは決済手段ごとに手数料の仕組みが異なります。代表的な3つを順に見ていきます。

クレジットカード決済の手数料

クレジットカード決済の手数料は2.5%〜です。カードブランドや契約条件によって変動し、BtoB決済向けの特別プランも用意されています。これに加えて、トランザクション費用がStandardで決済1件あたり7円(Professionalは個別見積り)発生します。

また、クレジットカード決済はPCI DSS v4.0.1に準拠し、本人認証サービスの3Dセキュア2.0(EMV 3-Dセキュア)にも標準機能として追加料金0円で対応しています。継続課金・都度決済のどちらにも利用できます。

Web口座振替の手数料

Web口座振替の手数料は1件あたり85円です。従来の紙の口座振替依頼書は、記入・押印・郵送の手間や、金融機関側の登録処理に時間がかかることが課題でしたが、Web口座振替は印鑑不要でオンライン登録が完結します。日本全国の1,000以上の金融機関に対応し、クレジットカード決済と同じ管理画面で一元管理できます。

口座振替の引き落とし日(振替日)は、提携金融機関ごとに定められた日程から選ぶ仕組みです。クレジットカード決済のように1日単位で任意の課金日を指定できるわけではない点に注意してください。

コンビニ決済・銀行振込の手数料

コンビニ決済や、バンクチェック(銀行振込・バーチャル口座)にも対応しており、クレジットカードやWeb口座振替の利用が難しい顧客にも支払い方法を用意できます。これらの手数料の詳細は個別見積りとなるため、利用を検討する場合は問い合わせが必要です。

【シミュレーション】月商・会員数別のサブスクペイの手数料

公開されている料率(クレジットカード決済2.5%+トランザクション7円/件、Web口座振替85円/件)だけを使って、代表的な3モデルで月あたりの決済関連費用を単純計算します。初期費用・月額費用は個別見積りのため、この試算には含めていません。

モデルA:オンラインサロン(月額1,000円×会員500名/月商50万円)

クレジットカード決済のみ
計算式 50万円×2.5%=12,500円
+7円×500件=3,500円
決済関連費用(月額) 16,000円
Web口座振替のみ
計算式 85円×500件
決済関連費用(月額) 42,500円

単価が低く件数が多いモデルAでは、1件85円が定額でかかる口座振替より、料率ベースのクレジットカード決済のほうが割安になります。

モデルB:定期通販・頒布会(月額5,000円×300名/月商150万円)

クレジットカード決済のみ
計算式 150万円×2.5%=37,500円
+7円×300件=2,100円
決済関連費用(月額) 39,600円
Web口座振替のみ
計算式 85円×300件
決済関連費用(月額) 25,500円

単価が上がるモデルBでは、料率がそのまま効くクレジットカード決済より、1件85円で頭打ちになる口座振替のほうが割安になります。

モデルC:語学スクール(月謝10,000円×150名/月商150万円)

クレジットカード決済のみ
計算式 150万円×2.5%=37,500円
+7円×150件=1,050円
決済関連費用(月額) 38,550円
Web口座振替のみ
計算式 85円×150件
決済関連費用(月額) 12,750円

上記は初期費用・月額費用・取消処理料などを含まない単純計算です。クレジットカードの試算にはStandardの公開料金(手数料2.5%〜・トランザクション7円/件)を使用しており、カードブランド・契約条件・利用エディションによって実際の料金は異なります。また、いずれも全会員がどちらか一方の手段を使った場合の計算で、実際はクレジットカードと口座振替を併用し、会員ごとの利用割合に応じて費用が変わるケースが多くなります。

3モデルを比べると、単価が低く件数が多いほどクレジットカード決済が、単価が高いほど口座振替が有利になりやすい、という傾向が見えてきます。実際には、決済手数料そのものだけでなく、決済失敗時の再請求やカード情報の更新案内にかかる手間や人件費まで含めて比較することをおすすめします。ここからは、Square・Stripeとの比較と、手数料以外の実質コストについて順に見ていきます。

サブスクペイとSquare・Stripeの違いは?手数料・機能の比較表

サブスクペイとSquare・Stripeでは、決済手数料の数字だけでなく、対応する機能の範囲が大きく異なります。ここでは、継続課金で使うことの多いオンライン決済を中心に比較します。

比較項目 サブスクペイ Square Stripe
初期・月額費用 個別見積り 無料(端末代は別途) 無料
オンライン決済手数料 2.5%〜+トランザクション7円/件 3.6% 3.6%
継続課金(サブスク)への対応 課金周期の設定・リトライ・カード有効期限通知を標準で利用可 限定的(都度決済がメイン) Stripe Billingで対応(Billing取引に+0.7%・設定が必要)
顧客・会員管理機能 Professionalで利用可 なし(他システム連携) なし(要システム開発)
Web口座振替 対応(カードと同一画面で一元管理・1件85円) 非対応 一部対応(開発・要件確認が必要)
決済失敗時の対応 リトライ・カード有効期限通知を標準利用可 手動での再請求が基本 Smart Retries・自動カード更新をBillingで利用可
対面決済 非対応 対応(対面2.5%〜3.25%) 対応(Terminal利用時)
セキュリティ基準 PCI DSS v4.0.1/3Dセキュア2.0 対応 対応

※Square・Stripeのオンライン決済手数料、Stripe Billingの追加料率は各社公式の公開情報(2026年10月時点)にもとづきます。

オンライン決済の料率だけで見ると、サブスクペイの2.5%〜は、Square・Stripeの3.6%より低い水準に設定されています。さらにサブスクペイは、継続課金の運用に必要な機能(課金周期の柔軟な設定、決済失敗時のリトライ、カード有効期限通知)が決済システム内に組み込まれており、追加の設定や開発の負担を抑えて始められる点が特徴です。

StripeにもBillingという継続課金機能がありますが、Billing取引額に対して+0.7%の手数料がかかり、利用する機能に応じた設定も必要になります。同じ「継続課金に対応」でも、どこまでを標準で使えるかに違いがあります。

一方で、Square・Stripeは初期費用・月額費用が無料です。サブスクペイは初期費用・月額費用が個別見積りで別途かかるため、「料率が低い=必ず総額も安い」とは限りません。だからこそ、月額費用や運用にかかるコストまで含めた「実質コスト」で比較することが大切です。

表面料率より重要!実質コストを左右する5つのポイント

決済手数料の数字だけを比べると、初期費用・月額費用が無料のSquare・Stripeのほうが安く見えます。しかし継続課金ビジネスでは、決済手数料以外にかかる運用コストまで含めて比較することが重要です。実質コストを左右する5つのポイントを見ていきます。

① 決済失敗時のリトライによる売上の取りこぼし防止

クレジットカードの継続課金では、カードの有効期限切れや残高不足で決済が完了しないことがあります。サブスクペイには、決済に失敗した際に7日ごとに最大2回まで自動で再決済するリトライ機能があります。あわせて、カードの有効期限が切れる前に更新用URLをメールで自動送信する「カード有効期限通知」により、失効による未回収リスクと対応の手間の軽減を支援します。

② Web口座振替の併用によるカバー率向上と一元管理

クレジットカードを持たない、または使いたくない顧客に対しては、Web口座振替(1件85円)を用意できます。クレジットカード決済と口座振替の結果を同じ管理画面で確認できるため、決済情報の管理を一元化できます。

③ 課金業務・未収金対応にかかる人件費の削減

課金スケジュールの設定、決済失敗時の再請求、カード情報の更新案内といった業務を手作業で行うと、毎月それなりの作業時間がかかります。サブスクペイはこれらの一部を自動化する機能を備えているため、事務作業にかかる手間や人件費を抑えられる可能性があります。

④ 開発を伴わない運用によるシステム開発・保守費の抑制

サブスクペイ Professionalでは、会員登録フォームの作成、決済設定、顧客情報の管理(プラン変更対応など)を管理画面上で行えます(ノーコード機能は決済手段の審査完了後に利用可)。自社にエンジニアがいない場合でも、外部への開発委託を伴わずに運用しやすい構成です。

⑤ 日本特有の複雑な課金スケジュールへの対応

初回だけ金額を変える、2回目以降の金額を変更する、毎月・隔月・年単位で課金周期を柔軟に設定するなど、日本の会員制ビジネスに多い課金パターンにも、クレジットカード決済であれば開発なしで対応できます。都度決済を主軸とするSquare・Stripeとの明確な違いです(なお口座振替の引き落とし日は提携金融機関ごとの日程に準じます)。

決済関連コストを抑えるには、口座振替の併用も有効です。1件あたりの請求額や契約条件によっては、クレジットカードと口座振替を使い分けることで、決済関連費用を抑えられる可能性があります。どちらが有利かは会員数だけでなく、請求単価や利用割合も含めて試算することが重要です。具体的な料率は事業規模によって異なるため、早めに見積りを取得して比較することをおすすめします。

サブスクペイのセキュリティ(PCI DSS・3Dセキュア)と導入までの流れ

サブスクペイのクレジットカード決済は、国際的なセキュリティ基準であるPCI DSS v4.0.1に準拠し、本人認証サービスの3Dセキュア2.0(EMV 3-Dセキュア)に標準機能として追加料金0円で対応しています。事業者はカード情報を自社で保持せずにクレジットカード決済を導入でき、セキュリティ環境を個別に構築する負担を抑えられます。

導入までの流れ

  1. 問い合わせ・見積り依頼
  2. 決済手段ごとの審査(クレジットカード決済・口座振替など)
  3. 審査完了後、管理画面での設定(Professionalの場合はノーコードでの会員登録フォーム・サイト作成を含む)
  4. 運用開始

ノーコードでの会員登録フォーム・サイト作成(Professional)は、決済手段の審査が完了したあとに利用できます。審査完了前の段階では利用できない点に注意してください。

よくある質問(FAQ)

Square・Stripeと違い、初期費用・月額費用が個別見積りなのはなぜですか?

サブスクペイは、利用する決済手段やエディション(Standard/Professional)、事業規模によって料金が異なります。継続課金の設定、リトライ機能、カード有効期限通知など、必要な機能を含めた総額で個別に見積もられるためです。Square・Stripeと比較する際は、公開されている決済手数料だけでなく、初期費用・月額費用や運用にかかる手間まで含めて確認することをおすすめします。

オンライン決済の手数料はSquare・Stripeと比べて高いですか?

オンライン決済の料率で見ると、サブスクペイのクレジットカード決済は2.5%〜で、Square・Stripeの3.6%より低い水準です。ただしサブスクペイは初期費用・月額費用が別途かかるため、総額の有利・不利は事業規模や決済件数によって変わります。月商・会員数をもとに試算し、月額費用も含めて比較するのが確実です。

口座振替の手数料1件85円は他社と比べて高いですか?

サブスクペイのWeb口座振替手数料は1件85円です。口座振替は1件あたり定額のため、単価の高い課金ほど料率ベースのカード決済より割安になりやすい一方、単価が低く件数が多い場合はカード決済のほうが有利になることもあります。具体的な他社比較の数値は各社の公開情報をあわせて確認してください。

セキュリティ(PCI DSSや3Dセキュア)の専門知識がなくても導入できますか?

サブスクペイのクレジットカード決済は、国際基準のPCI DSS v4.0.1と3Dセキュア2.0(EMV 3-Dセキュア)に対応した決済環境を提供しています。事業者側でこれらの基準に対応したシステムを個別に構築・審査する必要はありません。

顧客管理機能はすべてのプランで使えますか?

顧客管理データベースやノーコードでのサイト作成機能は、サブスクペイ Professionalの対象機能です。決済機能のみを利用したい場合はStandardプランを検討してください。

サブスクペイの決済手数料・料金まとめ

サブスクペイの手数料と特徴を整理すると、次のようにまとめられます。

サブスクペイが向いている事業者

  • 月謝・会費・定期通販など、継続課金を扱っている
  • オンライン決済のクレジットカード料率を抑えたい(2.5%〜)
  • 決済失敗時のリトライやカード更新案内まで自動化したい
  • クレジットカードを持たない顧客向けにWeb口座振替も用意したい
  • 自社にエンジニアがいなくても会員サイト・顧客管理を運用したい

オンライン決済の料率だけを比べれば、サブスクペイの2.5%〜はSquare・Stripeの3.6%より低く設定されています。ただし初期費用・月額費用が個別見積りで別途かかるため、総額で有利かどうかは月商・会員数・決済件数によって変わります。

継続課金の運用まで含めた実質コストで考えると、課金の自動化・未収金対策・会員管理を1つの仕組みでまかなえる点が、サブスクペイの強みといえるでしょう。まずは自社の月商・会員数をもとに見積りを取り、月額費用もあわせて比較することをおすすめします。

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